読書カレッジ

これから食っていける人間ってどんな人?AIにはできない仕事の秘訣

これから食っていける人間ってどんな人?AIにはできない仕事の秘訣

この本を読んだ人:しまさん

今回は外山滋比古著『思考の整理学』を読んだ読書レポートをお送りいたします。

AIの時代が来る

AIが人間の代わりに働く時代が来る、とよく耳にします。

なんだか突然言われ始めたような気がしますよね。

ところが、実はこの言葉、今から30年以上前からすでに言われ始めていたんです。

「AI(当時はコンピューターと言われていましたが)が人間の代わりに仕事をするようになる!
そうなったら、人間はどんどん仕事を奪われて要らなくなってしまう!
じゃあ、コンピューターにできないことをしよう!」

今でも全く同じことが言われていますよね。

では、結局コンピューターにできないこととは何でしょうか?

そして、それを仕事にするためにはどうすればよいのでしょうか?

呟こう!

結論から述べますと、『Twitterで呟く』が答えです。

たったこれだけです。

では何を呟くか。何でもいいです。

今何を考えているか。
今日は誰と会って何を話したか。
3年前はどこで働いていたか。
〇時までにこれをするぞ!

呟いてください。
宣言してください。
歌ってください。
語ってください。

ここで大事なのは、『自分のこと』を呟くことです。

自分の考えや行動、過去の経験や現在の悩み、将来への希望を、とにもかくにも文字にして吐き出していってください。

そうして、いわば『自分の分身』を作り出していってほしいのです。

インターネットが不安なら、日記でもいいです。

とにかく『自分のコピー』を『文字』を使って作り上げていく。
洗い出していく。
表現していく。

これを繰り返していくと、やがて共通部分に気づくでしょう。

なぜかは分からないが何度も同じことを言っている。

違う経験のはずなのに、同じような感想が出てきた。

これを見つけられればしめたものです。

もうあなたはコンピューターに仕事を奪われることはありません。

それは、あなたという人間の『軸』であり『信念』であり『個性』です。

誰も真似でもない、あなたにしか表すことのできないメインテーマです。

収斂的思考と拡散的思考

なぜこれが大事か。

コンピューターにはできない拡散的思考を手に入れるためです。

思考には『収斂的思考』と『拡散的思考』の2通りがあります。

収斂的思考とは、多種多様な多くの知識を『集約』し『整理』し『記憶』する考え方です。

例えば、受験勉強なんてまさにこれが問われますよね。

5教科7科目のそれぞれについて、とにかくあらかじめ用意された理屈を理解し、用語を暗記し、それらの知識を試験の上で再現する。

ここには、正解があり、それ以外は不正解とみなされます。

まさに、コンピューターの得意分野です。

本書では他の例として、グライダーが紹介されています。

グライダーは自力で飛ぶことはできません

風という他の力を利用しないと飛ぶことはできないのです。

これに対して、『拡散的思考』とはいわば『改変』し『脱出』する思考と言えます。

既存の知識にとらわれず、それらを組み合わせ、新しい解釈を生み出していく。

これには、正解は存在しませんが不正解も存在しません。

いわば自分で『作り上げる』ものだといえます。

例えば、遺伝子操作などの科学研究や芸術作品の創作、新しいビジネスモデルの開発などが挙げられます。

本書では、飛行機が例として書かれています。

飛行機はグライダーとは異なり、エンジンを使って自分で飛ぶことができます。

他の力に頼らなくても行動できる。作り出せる。

メインテーマは唯一無二の材料

しかし、何もないところから改変も脱出、ましてや作り上げることなんてできませんよね。

そこで材料となるのが、前述した『メインテーマ』です。

自分のオリジナルな経験や知識、考えを既存のものと組み合わせていくのです。

世の中に自分と同じ人なんていませんよね?

自分という人間が世界に一人しかいない以上、この組み合わせはどこにも存在しないものとなります。

風という他人の力で飛ぶグライダーではなく、自力のエンジンで飛ぶ飛行機になれるのです。

Twitterで自分のことをとにかく呟く

共通部分から自分のメインテーマを見つける

拡散的思考で他の力に頼らなくても行動できる

AIにはできない仕事ができる

コンピューターは既存の知識同士は組み合わせることはできますが、コンピューター自身が何かオリジナルなものを生み出すことはできません。

よって、その組み合わせは既存の知識の枠を脱出することはできません。

これに対して、あなたのメインテーマとの組み合わせは、既存の枠組みを脱出し大きく拡散することができます。

理由はもう言うまでもありませんよね?

AIにできない仕事をする第一歩は、「自分を知る」こと。

そして、その第一段階として、まずTwitterで今日の出来事やこのレポートの感想を呟いてみましょう!

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest